映画「誰よりも狙われた男」

複数の国の諜報員が対立するスパイ映画まとめ

諜報員、スパイ、工作員……。
そう呼ばれる彼らは、企業のみならず政府にも雇われ、国の威信をかけた情報を秘密裏に集めます。
国同士の思惑を握る彼らスパイは、一筋縄ではいかない目的を探るため、第一線で体を張るのが仕事なのです。

ここでは、国の威信をかけて他国相手に大活躍するスパイたちを描いた映画を多数紹介します。
自分もスパイになった気分で、スリルたっぷりのアクションに心躍らせ、全体像が謎に包まれたミステリアスな指令を解き明かしてスッキリしてみませんか?

ベルリンファイル(韓国vs北朝鮮)

「ベルリンファイル」は、韓国で観客動員700万人を達成し、大ヒットとなったスパイ・アクション映画です。

北朝鮮諜報員であるジョンソンは、アラブ系の武装組織との武器取引現場を、韓国情報院にかぎつけられます。

どうにかその場から脱出できたジョンソンは、取引の情報が南側に漏れた理由を探ることになります。
その最中に、ジョンソンの妻であるジョンヒに、二重スパイ疑惑がかけられてしまいます。

真相を探るうちに、ジョンソンが大きな陰謀に巻き込まれていく姿を描いています。
手に汗握るスリルあふれるアクションはもちろん、ベルリンの地でさまざまな思惑が複雑に渦巻いていくところが見所となっています。

顔のないスパイ(アメリカvsロシア)

「顔のないスパイ」は、本格的なサスペンス・アクション映画です。

ある晩、ロシアと繋がりのあるアメリカの上院議員が暗殺される事件が起こります。

その手口は、死んだとされていた旧ソ連の伝説のスパイである、カシウスのものと非常に似ていました。
そこで、CIA長官は、かつてカシウスを追っていた元諜報員のポールを呼び戻し、FBI若手捜査官のギアリーとともに捜査をさせます。
捜査が進むにつれ、次第に明らかになっていく驚くべき真相や、連続する緊迫のシーンなどが見どころとなっています。


V.I.P. 修羅の獣たち(韓国×アメリカ×北朝鮮)

「V.I.P. 修羅の獣たち」は、実力派キャストが揃ったクライム映画です。

韓国国家情報院とアメリカCIAの両者の企てにより、北朝鮮から亡命させられたエリート高官の息子であるキム・グァンイルが、連続殺人事件の有力な容疑者となります。

このグァンイルを巡って、韓国、北朝鮮、アメリカの権力機関がそれぞれの目的のために動き、事態が交錯していく姿を描いています。

全員から追われることになった容疑者であるグァンイルと、彼を保護して隠蔽しようとする韓国の国家情報院、捕らえようとする警察、復讐しようとする北朝鮮の諜報員など、それぞれの立場が複雑に絡み合いながら物語が進んでいきます。

終始息の詰まるような緊張感があり、また予測不可能なストーリーを楽しむことができる映画です。


レッド・スパロー(ロシアvsアメリカ)

「レッド・スパロー」は、オスカー女優であるジェニファー・ローレンスがロシアの妖艶なスパイに扮する、本格スパイ・スリラーです。

33年に渡ってCIAスパイとして活躍したジェイソン・マシューズによる、実際にスパイ活動の世界を見てきた人にしか描くことのできない、非常にリアルな物語を原作として制作された映画です。

不幸な事故によってバレリーナの道を絶たれたドミニカは、やむなくロシア政府が秘密裏に組織している諜報機関の一員に加わることになることで、物語が展開していきます。

訓練を受けたのち、やがて頭角を現したドミニカは、誘惑や心理操作などを駆使して情報を盗み出す一流の女スパイ「スパロー」となります。
その後ドミニカは、指令を受けてロシアの機密情報を探っていたアメリカのスパイである、CIA捜査官ナッシュと接触しますが、2人次第に惹かれ合いながらもだまし合うという複雑な関係となっていきます。

やがてロシアとアメリカの2大超大国を相手に、大胆にも壮大なハニートラップを仕掛ける女スパイの姿をスリリングに描いています。

ミュンヘン(イスラエルの諜報機関vsパレスチナのテロリスト)

「ミュンヘン」は、スティーヴン・スピルバーグが監督を務めた、アメリカのサスペンス・スパイ映画です。

ノンフィクション小説「標的は11人 モサド暗殺チームの記録」を原作として制作しており、実際に1972年に起きたミュンヘンオリンピック事件を題材にした作品です。

この事件は、ミュンヘンオリンピック開催中に、パレスチナゲリラがイスラエル選手団を襲撃するテロを起こしたというもので、その後のイスラエル諜報特務庁による報復作戦をサスペンスフルに描いています。
この報復作戦を実行する暗殺グループのリーダーとして、アブナーという人物が任命されますが、彼は報復行動に対して疑念を抱いていることから、肉体的だけでなく精神的にも苦悩していきます。

一つの事件に対して、様々な立場の人間が様々な考えを持っていることや、その結果に残ったものなど、ただの報復を描いた作品ではなく、非常に考えさせられる内容となっています。

ソルト(アメリカvsロシア)

「ソルト」は、アンジェリーナ・ジョリーが主演の女スパイ役を務めた、アメリカ製作のスパイ・アクション映画です。

ある過去を持つCIAの職員イブリン・ソルトは、何者かの密告により、大統領暗殺を目論むロシアのスパイであるという容疑をかけられる。

味方であったはずのCIAから、一転追われる身となったソルトは、変装などで追跡から逃れつつ、真相を究明させようとします。

しかし、ロシアの大統領が暗殺されたとき、彼女が現場に姿を現していたことなど、彼女自身にも謎が多い、ミステリアスで魅力的なキャラクターとなっています。

彼女の正体が何者なのかということや、こだわりのあるアクションシーン、美しく華麗な変身などが見どころとなっています。


裏切りのサーカス(イギリスvsソ連)

「裏切りのサーカス」は、元MI6諜報員であり小説家の、ジョン・ル・カレの代表作「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」を原作として制作された、迫真のスパイ・サスペンス映画です。


物語の舞台は1960年代のロンドンで、イギリスの諜報機関「サーカス」に在籍する幹部の中から、裏切り者である2重スパイが誰であるのかを見つけ出すという任務が出されます。

この任務を依頼されたのが、ある作戦の失敗により、サーカスを引責辞職したジョージ・スマイリーです。

誰が敵で誰が味方なのかわからない中、スマイリーはサーカスの中枢に20年もの間潜入してきたロシアの2重スパイを探し出すために、容疑者の洗い出しに奮闘します。

裏切り者は一体誰なのか、その真相に迫っていく様子が見どころとなっている作品です。

マリアンヌ(カナダ×フランス)

「マリアンヌ」は、秘密諜報員とフランス軍レジスタンスの2人のスパイによる、正統派ラブストーリーです。

第2次世界大戦下のヨーロッパを舞台に、ある重要な任務を通して知り合ったマックスとマリアンヌは、夫婦を装ってミッションに挑みます。

やがてロンドンで再会した2人は恋に落ちて結婚し、子供を授かりますが、マリアンヌには誰にも言えない秘密がありました。

ある日、マックスが呼び出しを受けると、マリアンヌに2重スパイの疑いがかけられており、彼女を始末しなければマックス自身が処分されるということを伝えられます。

スパイであるがゆえに、常に疑い合わなければならない2人ですが、マックスはマリアンヌが無実であると信じ、それを証明するために命がけで挑んでいく姿を描いています。

Copyright (C) 映画「誰よりも狙われた男」 All Rights Reserved.